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【シネマ旅】ドイツの夜景と派手なアクションが面白いボーン・スプレマシー

Berlin

マット・デイモンのアクションが迫力を魅せる映画「ボーン・スプレマシー

際立ったアクションとスピーディーな展開で世界中に衝撃を与えた、ロバート・ラドラム原作“ジェイソン・ボーン”シリーズの映画化第2弾として公開されました。

インドのゴアから、ドイツ・ベルリン、さらにロシア・モスクワまで、各国でロケを敢行され、記憶を失った凄腕エージェント、ボーン活躍を描いています。主演のマット・デイモンの白熱したアクションが話題になった作品です。


ベルリンでCIA(アメリカ中央情報局)の不正の証拠を握る男と諜報員が殺され、現場にはジェイソン・ボーン(マット・デイモン)の指紋が残されていました。同じ頃、恋人マリー(フランカ・ポテンテ)とインドのゴアで静かに暮らしていたボーンは、何者かに襲撃され、マリーが殺されてしまいます。CIAの仕事だと考えたボーンは怒りに燃えてヨーロッパに戻り、真相に迫ります。


インドで襲われたマット・デイモンが、その理由を探ろうとわずかな手掛かりを元に辿り着くのがドイツの首都ベルリン。CIAとの接触などを経て、少しずつ記憶の断片が甦ったマット・デイモンは、自分がかつてベルリンで秘密任務についていたことに気づき、徐々に事件の核心に近づいていきます。写真の左奥にそびえるのは、1969年に完成したテレビ塔。映画でも何度かその姿が映ります。

ベルリンの夜景から始まって、クライマックスのモスクワまで、舞台はめまぐるしく変わります。ベルリン東駅、ウェスティン・グランド・ホテル、アレクサンダー広場など、とりわけベルリンのシーンでは巧みに風景を取り入れながら物語は進んでいきます。

クライマックスはモスクワという設定ですが、モスクワ撮影の映像としてドイツで撮影した部分を織り込んで、迫力満点のカーチェイスに仕上げています。ドキュメンタリーも手掛ける監督ポール・グリーングラスならではの手腕です。

主なロケ地

アレクサンダー広場

Alexanderplatz, Berlin

ベルリンの東側を代表とするアレクサンダー広場。ロシアのアレクサンドル1世が1805年にベルリンを訪れたことにちなんでその名前が付いたそうです。

東ドイツ時代の雰囲気が残るこの広場は交通の要所でもあり、常に観光客や地元の人たちで賑わっています。

ここにある世界148都市の時間を刻む世界時計は、ベルリンで一番高いテレビ塔と同じ時刻に造られた広場のシンボル。周辺にはデパートなどが並びます。世界時計の前は映画の中でキーとなる場所として登場します。

この世界時計の下を、マット・デイモンはCIAの元同僚との待ち合わせ場所に指定します。CIAのスナイパーが銃で狙う中、広場にやってきたデモ隊と市場を活用して、マット・デイモンは見事に逃走します。
※アクセス:鉄道Sバーン、地下鉄UバーンのAlexanderpl駅から徒歩すぐ
※アドレス:Alexanderplatz

オーバーバウム橋

Oberbaumbrücke | Oberbaum bridge
Oberbaumbrücke | Oberbaum bridge

シュプレー川にかかる、2本の美しい塔を持つネオゴシック様式の橋。映画の中では、空撮でその美しい姿が撮影されています。1998年のドイツ映画「ラン・ローラン・ラン」でヒロインが駆け抜けた場としても有名。

ちなみに「ラン・ローラン・ラン」でヒロインを演じたフランカ・ポテンテは、前作「ボーン・アイデンティティ」に続く「ボーン・スプレマシー」でも、マット・デイモンの恋人役を演じています。
※アクセス:地下鉄UバーンのSchlesisches Tor駅から徒歩すぐ
※アドレス:Oberbaumbruucke, 10997

東駅

Berlin
Berlin Hauptbahnhof DDR, Aug 1990

マット・デイモンが車で到着するのがベルリン東駅。東ベルリンに属していた駅で、かつては主要ターミナルでしたが、2006年のベルリン中央駅開業後は、運行される長距離列車の数が減っています。

ここから徒歩1分の場所にはベルリンの壁を利用したイーストサイド・ギャラリーがあり、壁の上に国内外のアーティストの118人による絵画が描かれています。

※アクセス:鉄道SバーンOstbahnho駅
※アドレス:Koppenstr 310243